TOKYOカンフー道場へようこそ!

東京（主に渋谷区）でカンフーの練習をしております。
子供から大人までご参加いただけます。

ブルース・リーやジャッキー・チェン、サモハン・キンポーなどの香港カンフー映画でおなじみのカンフー（Kung Fu）主に蔡李佛拳、洪家拳、陳式太極拳を練習しております。その他、酔拳（酔八仙拳）、鷹爪拳（鷹爪翻子門）や南派蟷螂拳（周家蟷螂拳）なども指導しております。毎年、大会やイベントなど生徒と一緒に参加して演舞を披露しております。

YOUTUBE 動画も随時アップしています！動画はこちらからどうぞ！👉

近年では「香港鴻勝舘３０周年記念イベント」や広東省佛山市で
「鴻勝舘武舘１６０周年記念イベント」で演舞をしました。



カンフーって何？


よく「カンフーって何？」とよく聞かれるのですが、一言で言うと「古来中国に伝わる伝統武術」です。漢字では「功夫」と書きます「ブルース・リー？」「ジャッキー？」「虎拳とか鶴拳？」「酔拳？」、近年では「カンフーパンダ？」など、カンフーと聞いて思い浮かべるとしたらそのようなイメージでしょうか。それらのイメージは間違っていないと思います。日本ではカンフーは映画から広まりましたからカンフーと聞くとどうしてもカンフー映画を思い浮かべる方がほとんどです。しかし、実はカンフーは映画のために作られたファンタジーの世界にだけ存在するのではなく、実際に昔から武術として伝わっていたのです。海外ではカンフーの愛好者が多く、日本で言うところの空手や少林寺拳法などの武道として、もしくはそれ以上の文化や風習うのように普及されています。ちなみに海外では「Kung Fu」という単語で通っています。

カンフーについて詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。
     


カンフーは武術だけではない。
(武術、演舞、養生)
もちろんカンフーは武術でもあるのですが、カンフーは近代の武道やマーシャルアーツとまた違い、獅子舞や宴会の席でスーツ姿やカジュアルな服装でのカンフー披露、映画などから浸透したロマン的な要素といった遊びとも言いますか、エンターテイメントの側面もあり、近代の競技性重視、権威崇拝といった世界とは違い、敷居も低く、年齢、性別、体系、人種などと言う区別もなく、やる気と根気があれば身体一つで誰でも参加でき、技術と精神を高めていき、友情や社会交流を目的とし、映画の憧れを尊重し、維持しつつその憧れに向かって日々修練し技を身につけ、引退もなく生涯続けていける日常娯楽でもあり、健康増進、精神を磨き上げ、純粋な真の己を表現できるようにしていくことが当会代表であり指導者、佐藤の理念とするところでもあります。

道教医学体操
（Taoist Medical Gymnastics)

その歴史や起源はとてつもなく古く、カンフー「功夫」とは古来中国に存在していた老荘思想「道教」に伝わる道教医学体操（Taoist Medical Gymnastics）とも呼ばれてます。

老子
道教の創始者 （紀元前５７１年－４７０年）




そのような感じでみなさまに身近にカンフーに触れていただけたら嬉しいです。霊活で力強く、また護身術としても優れたカンフーの世界にあなたも参加しませんか。




カンフーや香港映画にご興味ご関心をお持ちの方、スポーツやジム、そして武道とは違うことで体力づくり、身体能力の向上、健康増進、ストレス発散をご希望の方、また、小さいお子様と一緒に親子でカンフーなど、ご参加希望の方は、下記アドレスまでお問い合わせください。初心者大歓迎です！英語や広東語（香港語）にも対応しております。東京にお住まいの外国人のみなさまも、心よりお待ちしております。
尚、当会はカンフー（伝統中国武術、香港伝統功夫）を練習しており、表演競技武術（ウーシュ、WuShu、武術太極拳、長拳、南拳、太極拳、伝統拳術などおこなっておりません。

レッスンの詳細、費用などのお問い合わせは、こちらからご確認ください。
   

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引退はありません！
(No retirement)


カンフーは伝統武術であり我々の先祖が編み出し、古来から綿々と受け継がれし先人達の叡智であり、十代、二十代半ばなど若くして引退しなければいけない競技目的を主とする近代スポーツではありません。誰が上だとか下とか関係なく個人の価値観によってその人のカンフーが決まります。平たく言うと誰も同じカンフーにならないということです。香港では「すべての人のカンフーは同じではない。」とよく言われました。年齢に応じた練習項目があり、若い時にしかできないもの、そして年齢を置いてできるものなどそれぞれの能力の価値観や目的に応じてずっと続けられるのがカンフーであり、伝統芸能であり、やる気と根気さえあれば何歳になっても続けられる生涯現役伝統武術であり、道教医学体操なのです。

     

カンフー道着
(Kung Fu Uniform)

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蔡李佛拳カリキュラムはこちら

カンフーには様々な伝統の流派（拳法の種類）が存在します。ここからは、TOKYOカンフー道場で習える流派を紹介いたします。

蔡李佛
（鴻勝舘蔡李佛）

蔡李佛（さいりふつ)は蔡家挙（さいかけん)、李家挙（りかけん)、佛門掌（ぶつもんしょう）の三つの挙法を組み合わせた北派と南派の拳法の要素が融合した挙法です。主に長打(のびのびと大きく全身を動かして攻撃する)、そしてその動きは流れるように止めないのが特徴で、様々な何度から直線的、そして円運動の攻撃を繰り出します。香港カンフー映画でお馴染みの武術でもあり、かのブルース・リー李小龍は学んだカンフーの流派の中でもこの蔡李佛をとても好んでおり、「蔡李佛は多人数との戦いにとても適した武術だ。」という言葉を残してます。

洪家挙 Hung Ga 洪家拳（こうかけん）はジャッキーチェンの「ドランクモンキー酔拳」、「酔拳２」の主人公、そしてクワンタッヒンが生涯演じた武術家、黄飛鴻(ウォンフェイ フォン）が得意とした拳法で、南派カンフーの代表的な拳法です。洪家拳 は一つ一つの動作をしっかりしたスタンス(立ち方)で一つ一つの動作を空手のように止めながら行うのが特徴です。龍、虎、鶴、蛇、豹の型でも有名ですが、特に虎の要素がメインです。この流派もまた香港カンフー映画でもお馴染みの拳法です。

陳式太極拳は太極拳の源流であり、今日見られる健康体操の太極拳とは違い、ゆっくりの動きの中に発勁と呼ばれる速く鋭い動きもあるのが特徴です。海外では南派のカンフーと相性がよく、南派の修行者はこの太極拳を好み、同時に練習されると言われてます。 日本で太極拳と聞くと良く表演(型の美しさを競う競技)や健康体操として普及されておりますが、当会では、体を効率よく動かす訓練、型の応用の学習、そして何よりも「氣」を体内に取り入れる事を大切にしております。競技でもなく、格闘技でもなく伝統太極拳の神髄を探求することを理念としております。逆に言えば、武術的な要素も、見た目も心地よいゆったりしなやか、それでいて豪快かつ敏しょうな動きの妙、そして宇宙エネルギーと調和させるための体内の「氣」を養い、「百事如意」を実現させることも、目的としております。

失伝してしまった鷹爪派の中で現在存在する唯一の鷹爪門派であり、北カンフー（北方に伝わる武術）の一つである。鷹の爪の様に相手の手や腕を掴で関節技やまた跳躍して蹴ったり開脚したりなどとアクロバット的な動作も特徴であり、現在の競技表演武術（ウーシュ、日本では武術太極拳）の長拳や鷹爪拳の原型としても知られている。跳躍技や足を高く上げる柔軟性を目的とされる方には打って付けであり、また持久力やジャンプ力など身体能力を高めるにはとても適した流派です。

酔拳は様々な流派の中の一つの型として存在し、その名のごとく酔っ払ったように戦う武術です。その足の動きはふらふらゆらゆらと千鳥足で、手はおちょこを持ったような形で技を繰り出します。片足立ちでバランスをとったり、蹴ったかと思えば飛んで転がったりというユニークな動きも特徴です。酔拳にはいろいろ呼び名があり、小酔八仙拳や酔羅漢拳などがある。ジャッキーチェンの映画「ドランクモンキー酔拳」（１９７７年）と「酔拳２」（１９９４年）で全世界に酔拳が広まりました。酔拳とは酒を呑んで酔っ払った動作により形をわざと崩して新たな技や感覚を身につける修行法です。歩法は体重を限界一杯まで送って歩く千鳥足。お猪口や酒がめを抱い手型で喉を締めたり手の甲で打ったり、もたれ掛かる様に体当たりして攻撃します。八仙とは剣の呂洞賓、片足の鐵拐李、女仙人の何仙姑など8人の異なった特徴を持つ道教の仙人の事で、型を壊しバランスを失い理性が崩壊して、混沌とした精神と肉体に八仙人がまるで憑依したかのように演じます。習得はかなり難しく、相当な練習が必要です。アクロバット的な動作もありますが、一番大事なのは酔っているような動作を行い、そのアンバランスの中から出てくる突発的な力を感じ、習得することです。でもやはり、初歩の方の中にも転がったり、地面に倒れたり、回転蹴りなど難しい動作があるので習得は難しいです。

客家「Hakka」に伝わるカンフーの流派の一つで ある南派蟷螂拳「周家蟷螂拳」は当会の指導者、佐藤が最初に習った伝統カンフーの流派でもあり、イギリス、ロンドン系統の流れを組み、香港にルーツを持つ。

その独特な練習体系から筋、健、骨、氣を養い、型練習、対人練習、武器術が先人からほぼ完全な形のまま伝えられたとされ、現在欧米を中心に普及されている。

ご興味がおありの方、ご質問 等、お気軽にご連絡ください。現在はプライベートレッスン（個人指導）のみの指導となります。

     

カンフーには様々な武器が存在し、素手の型の次に学ぶ術です。主に、棍、刀、槍、剣、扇子、籥（笛）、雙刀、蝴蝶刀、三節棍などを、まるで自分の手足のごとく自在に操れるように習得していきます。基本、素手の型の練習を省いて武器術だけの受講は受け付けておりません。武器術は素手の型の応用でもあり、足腰、力、柔軟性、俊敏性などを身につけてからでないと習得が難しいためでもあります。また武器術を学ぶことにより、素手の型や技が向上することもあります。

棍



刀



槍



剣



扇子


三節棍



武器対打（對拆）